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2022.12.14

メッセージスキル

コミュニケーションはまず聴くことから始まりますね。

リスニングスキルの次はメッセージスキル・・・つまり話すスキルです。

メッセージスキルのなかには2つあります。

1つ目はYOUメッセージ

YOUメッセージとは、相手を中心にして言うメッセージです。

ですから主語は相手になります。

このメッセージは相手に肯定的な内容を伝える時には効果を発揮します。

例えば

「●●さんはいつも明るいですね。」

「●●さんはとても礼儀正しいですね。」

一方、否定的に用いると相手のモティベーションを下げてしまいます。

例えば

「●●さんは、いつも遅いね。」

「●●さんは何をやってもダメだね。」

言ってる方はそんなに悪気はないのかも知れません。

ですが、言われた方は自分の存在自体を否定されたと思ってしまうのでは

ないでしょうか。

ですから、YOUメッセージを使うときは特に注意が必要です。

2022.12.13

バックトラッキングとは

バックトラッキングってなに?

なんてことはありません。

相手の使った言葉を「くり返す」ことをいいます。

ポイントは2つです。

1つ目は、相手の使った言葉を「くり返す」こと

例えば、

「私、今日新しいコートを買ったの」

新しいコートを買ったんだね。

というように、相手の話した事実を反復、くり返すということです。

また、「私、新しいコート買って凄く嬉しかったの」

凄く嬉しかったんだね。

このように事実と感情を返すということです。

2つ目は、相手の話を要約して返すこと

相手の話が一段落したところで、「今の話は、要するに・・・ということです

か?」とか「●●さんのおっしゃることは、つまり・・・という理解で良いで

すか?」というように要点をまとめます。

このように聴き手がバックトラッキングをすると、話し手は自分が使った同じ

言葉が返ってくることで、「私のことをよくわかってくれているな~!」と強

く感じます。

ただ、大事な注意事項として・・・

否定的な言葉はバックトラッキングしないということです。

例えば、「私って、本当にダメなんですよね。」と言った相手に「本当にダメ

なんですね~」なんて返したらどうですか?傷口に塩を塗り込んでいるように

感じませんか?

ですから、返してもらって嬉しいこと、返してもらいたいところを返していく、

これが鉄則ですね。

2022.12.12

リスニングスキルのポイント

リスニングスキルの効果を高める3つのスキルがあります。

まずは1つ目は相手が誰であろうと重要な人物として興味関心をもって話し

を聴くことです。

例えば、仕事がとても忙しい時に部下が報告に来ました。

そんな時、ちゃんと身体と目を部下に向けて対応していますか?

「報告ありがとう。今すぐ聴きたいのだけど、この資料を●時までに作成し

なければならないから●時にしっかりと聴きたいのだけど良いかな?」など

部下に敬意をもって伝えれば良いのです。

例えば、母親が夕食を作っている時に子供がプリントを持って話しかけて来

ました。

そんな時に振り向きもしないで、こんなこと言っていませんか?

「あ~、今忙しいから。そこに置いておいて。」など。

子供は「お母さんはいつも話を聴いてくれない。」と悲しい気持ちになりま

す。ちょっとの時間で良いのです。ちゃんと手を休めて、子供に身体と目を

向けて「あのね、ご飯を食べ終わったらお話聴くね。」と言ってあげれば良

いのです。たとえ僅かな時間でも子供は自分が大切にされている実感を得る

のです。

そして2つ目は相手の話を「否定」や「批判」をせずに最後まで聴くことで

す。これが意外に難しいものです。

相手の話を聴いていると、自分の考えと全く逆の考えを言ってくる方ってい

ませんか?そんな時、「違う違う!」と思って途中で話に割って入った経験

はありませんか?

私も過去に経験がありますが、これは絶対にやってはいけない行為です。

「自分の意見や考えは一旦横におく」という意識をもつことです。

そして、相手の話に最後に句点がつくまでしっかりと傾聴に集中することが

大切なポイントです。

次に3つ目は、相手の話を聴いて、自分が話し始める時の最初の言葉に注意

しましょう。

ついつい「でも」「しかし」「いや」「いやいや」「そうではなくて~」と

言っていませんか?

特に仲間や部下と話していると「いやいやいや、そうじゃなくって~」とか

「っていうかさ~」「でもね」「だけど」「しかし」「違う」って言ってる

かもしれませんよね?

そこまでの相手の話をジーっと傾聴していても最初の言葉が「でもね」だと

否定から始まっているので台無しになってしまうというわけです。

相手との信頼関係を築きたいと思っているのであれば特に注意が必要です。

相手は自分のことを大切に扱ってもらえていないと感じるからです。

信頼関係は一瞬にして崩れるものでもあるのです。

2022.12.11

リフレクティブ・リスニング

リスニングスキルって、なんか難しそうに感じませんか?

リスニングスキルには積極的傾聴法と反映的傾聴法の2つがあります。

この反映的傾聴法の中でリフレクティブ・リスニングっていう聴き方がある

のですがご存知でしょうか。

多分、普段の生活の中で自然と使っているスキルかも知れません。

これは、相手がどんな気持ちの上でこの話をしているのか・・・言葉にはし

ていない気持ちを汲み取りながら聴き、共感を言葉で表すという聴き方なの

です。

周りに「この人コミュニケーション能力高いな」と感じる人はいませんか?

そういう人はこの言葉にしていない気持ちを汲み取るのが非常に上手いので

はないでしょうか?

人が発する言葉の裏側には「気持ちや感情」があります。

例えば、友人が満面の笑みで「ず~っとダイエットしたいと思っていたけど

初めて5キロ体重が減ったの!」と言ったとします。

「嬉しい」と言葉にはしていませんが、相手の表情を見たり、声のトーンを

しっかり聴いてみると感情を推測することができると思いませんか?

そこで「嬉しかった」という気持ちを汲み取って、共感を示しながら伝える。

「そうか~、それは嬉しかったでしょう~。」「嬉しかったよね。」

などなど・・・

そうすると友人は「そうそう!嬉しかったのよ~!やっぱり●●ちゃんは私

のこと分かってくれているなあ~」と思いますよね?

初対面の方との会話でも同じですね。

会話が弾んで、例えば相手が

「先日、長年の夢だった話し方の書籍を出版することができたんです。」

「わ~!それはおめでとうございます!!嬉しかったですよね~!」

という感じです。

職場の例では

「新しい部署に異動になったのですが、なかなか馴染めないのです。自分は

頑張っているつもりなんですが、なんか足手まといになっているような気持

ちになってしまうんです・・・」

この方はどんな気持ちでいるでしょうか・・・

「そうなんですね。とても不安な気持ちになっているようですね。」

などなど・・・

相手の表情や語り口などで感情を読み取って伝えてみると相手は自分のこと

を理解してもらえていると感じることができ、信頼関係が深まります。

2022.12.10

カタールW杯

カタールW杯のブラジル対クロアチア戦、私は観ていませんでした。

本日倫理法人会に行き私が所属する札幌大通倫理法人会の会長挨拶でブラジル

とクロアチアの試合に触れていました。

ですが結果がわかりません。

私はこっそりスマホでチェック!!

何と!またまたPKでクロアチアがブラジルを撃破したではないですか!!

結果だけでも鳥肌が立つくらいザワザワしましたが、家に帰ってBSで放映して

いた録画を視聴しました。

1対1だったのですね。

しかも、やっぱりネイマールがゴール!!

延長戦の前半でGETした1点を守り切ることができず延長の後半でクロアチア

がゴールを決めました。

私はこの録画を観て、クロアチアの円熟味とでもいうのでしょうか。

地味な中にも本当の強さを感じたような気がしました。

この試合を考えると日本の選手の成長のスピードを感じずにはいれません。

ものかしたら日本はブラジルを撃破していたかもしれません。

そして、クロアチアが優勝というのも夢ではないかも知れませんね。

クロアチアの善戦を通して日本に夢を与えてくれているように思います。

頑張れ!!クロアチア!!