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2023.01.16
チームレジリエンスⅠ
今日は部下に対して【聞いているよ。】【分かろうとしているよ。】という
姿勢で話を聴くって具体的にどんな聴き方だろう?
ということで、部下に対するアクティブリスニングについてです。
【聞いてるよ。】という気持ちが伝わる聴き方は?
例えば
・部下の方に体を向けて話を聴く。
・部下の目を見て話を聴く。
・うなずいたり、あいづちを打ちながら聴く。
・適宜要約しながら聴く。
・部下の発したキーワードをくり返す。
・句点がつくまで最後まで聴く。
・部下の話を奪わない。
・部下の話を否定しない。
・目線は同じ高さで聴く。
・共感を示しながら聴く。
・部下の話を促す。
・部下と同じ言葉を使う。
・優しい口調で話す。
・適宜メモを取りながら聴く。
・作業の手を止めて聴く。
などなど・・・
【わかろうとしているよ。】という気持ちが伝わる聴き方は?
会社を辞めたいと行って来た入社2年目の部下に対して・・・
「何言ってるの?」
「そんなこと言ってないで頑張ってよ。」
「〇〇さんなら頑張れるよ。」
な~んて言われたら唖然として即辞めたくなっちゃいますよね。
では、こんな聴き方だったらどうでしょうか?
「そうなんだね。いつ頃からそう思ったの?」
「もう少し詳しく教えてくれる?」
「何かあったのかな?」
などなど・・・
何か不測の事態が起きて辞めたい場合もあるとは思います。
ただ、そういう時って理由を最初から言うケースが多いのではないでしょう
か?
だいたいは何か話を聴いてもらいたい場合が多いように思います。
それか伝えた上司に対する不満もあるかも知れません。
まずは話を聴くことです。
それには話をしてもいいかな、と思える伝え方をする必要がありますよね。
「辞めたい」なんて言われると吃驚しちゃって、すぐに引き留めたくなりま
すが、グッと堪えて冷静に対応することです。
そうすると部下も冷静に話してくれるのではないでしょうか。
2023.01.15
チームレジリエンスⅠ
昨日の研修の振り返りをしてみました。
改めて日常的に部下との人間関係をつくるベーシックコミュニケーション
とはどんな関りだろうと考える良い機会になりました。
私が部下をもっていた頃から4年ほど経過してしまっていますが・・・
ベーシックコミュニケーションと言えば、まずは挨拶ですよね。
挨拶は上司から。というのが私のルールでした。
そして大事にしていたのが、話しかけられたら作業中でも一旦手を止めて
相手の方に身体を向けて聴くことでした。
時間がなかったら「今これを〇〇時までにやらなければならないから〇〇
時に話を聴かせてもらっていいかな?」などと答えるようにしていました。
また、髪型や服装などに変化があった時には気付いて話しかけるように心
がけていました。(気付かない時もありましたが・・・)
研修での話し合いで、こんな関りが出てきました。
・困ったことがないか定期的に聴く。
・メールやチャットの返信を素早くする。
・苗字でちゃんと呼ぶ。
・してもらったことに「ありがとう!」と感謝の言葉を伝える。
・小さなことも見逃さずに称賛する。
・楽しかったことを共有する。
・笑顔で話す。
・仕事の事や必要があればプライベートも相談にのる。
・否定しないで最後まで聴く。
・意見を求める。
・体調を気遣う。
・変化や成長を伝える。
・役割を与える。
・お誕生日にお祝いの言葉を伝える。
・お子さんのことなど尋ねる。などなど・・・
しっかり信頼関係が築かれている場合はお茶したり食事をしたり飲みに行っ
たりもできますね。
そして何より大事なのが上司がイライラしないということ。
上司が何があっても精神的に安定していると部下は安心ですよね。
いつも全て完璧にはなかなか出来ないかもしれません。
仕事が忙しくて、「そんなこと考えている時間なんてないよ」という声も聞
こえて来そうです。
ですが意識するかしないかで大きな差になって来ます。
コミュニケーションがしっかり築かれているチームの人材は簡単には辞めま
せん。
むしろチームに貢献しようと努力してくれます。
そして、チーム全体に活気が出てくるのです。
2023.01.14
チームレジリエンスⅠ
今日は「レジリエンスを高めPDCAを回せる部下育成研修」をZOOM で受講しま
した。
AM9:00~PM5:00まで。
久しぶりの1日受講で少々疲れましたが、12名の同期の方々と共に受講できて
とても学びが深かったです。
まずは「レジリエンスとは?」というところを復習しました。
このレジリエンスという言葉そのものがまだまだ認知度が低いと感じています。
つまり、自分にとっての逆境や試練から立ち直る心の力であり、回復力・柔軟性
適応力のことです。
以前の記事では「おきあがりこぼし」で例えましたが、今回は「青竹」です。
青竹は折れる前に大きくしなって上にどんどん伸びて行きます。
もっとも、なかなか折れたりしません。
その状況に柔軟に適応しながら回復し、更に成長して行くということです。
そして、その立ち直りの期間が短くて最初より更に成長している人のことをレジ
リエンスが高い人といいます。
さて、私はどうだろう?
う~ん。時と場合によるかな~とベクトルを自分に向けてみました。
今までの人生を振り返ってみても、やっぱり私も「青竹」に似ているな~と思い
ます。
折れそうで折れない。
多くの経験で鍛えられてきた事に感謝しています。
レジリエンスの3つの特徴は・・・
①誰もが持っている、生きる力
②個人のレジリエンス要因は多様。生まれつきの個人差もある
③経験や知識によって育つ学習可能な能力
なので、何歳からでも、どこででも、何をやっていても必要な力ですよね。
今からでも筋肉を鍛えるようにレジリエンスの力も鍛えることができるの
です。
2023.01.13
チームレジリエンスⅠ
明日は楽しみにしているチームレジリエンスⅠ【レジリエンスを高めPDCAを回
せる部下育成研修】を受講します。
基礎講座は既に修了しているので基本的なことは理解していますが部下育成と
なると少し違った関りが求められます。
また、成果は部下の本来持っている資質や能力による所が大きいとも思います。
ただ、どんな部下も上司に認められたいと思っています。
チームに貢献したいと思っています。
ですが、なかなか思うようにはいかない場合が多いのです。
『今やろうと思っていたのに・・・』と思うことも多いのではないでしょうか。
そして、そういう部下を育成するのは本当に簡単なことじゃないのです。
部下が起こした不注意によるトラブルの火消しに走ったり、部下がやる気を失く
して落ち込んでいる時には時間を割いてジックリ話を聴いてあげたり・・・
泣きたいのはこっちだよ・・・という心の声を打ち消して寄り添うのです。
若い人は弱くなったな~と思っていたら、最近の新卒はもっと現実的になってい
て、離職する理由が「上司が甘い」から自分が成長するイメージがもてないので
会社を去る若者が増えているそうな・・・
もしかしたら、それが健全な姿なのかも知れませんね。
2023.01.12
ビジネス
4月以降のビジネスがポツポツと決まり出しました。
キャリアコンサルティングやセミナーなど。
昨年までインプット中心でしたが今年はアウトプット中心にしたいと考えて
います。
そして受講者の心に残るコンテンツ作りにも力を入れたいと考えています。
あれやこれやと考えていると心の底からワクワクして来ます。
受講者のハッと気づいた顔や元気を取り戻して行く様子などを見ると講師と
しての「やりがい」を強く感じます。
年齢を重ねて、今だから伝えられる事もあります。
テキストに書いてあることだけではなく、その行間に今までの経験と想いを
込めて伝えたいことがあるのです。
考えてみると、同じようなビジネスをしている人は山ほどいます。
ですが例え同じコンテンツで同じ内容を伝えるとしても全く同じにはならな
いのです。
私には私のカラーがあり、他の人には他の人のカラーがあります。
つまり世界でただ一つのセミナーであり、研修であり、講座なのです。
唯一無二。
だから他の誰かと比べるのはナンセンスということです。
前職で社内研修をしていた時、50歳代の新人男性営業マンが研修会場に入
って席に着くなり大きな態度で偉そうに斜め座りをしていました。
丁度コミュニケーションの研修だったので実際にエクササイズで体験しても
らいました。
何を?
そうです。別の人が大きな態度で偉そうに斜め座りをした姿を見る体験をし
てもらったのです。
すると彼は「凄く嫌な態度だった」ということに初めて気が付いたのです。
自分が無意識にしている態度や発している言葉で相手に不快な感情を与える
ことがあります。
そして、その態度を見ている側も「この人はそういう人だ」と決めつけてい
ることが多いのではないでしょうか。
普段やり過ごしていることも体験を通して自分自身で気付くことがあります。
誰かに言葉で言われると反発してしまうかも知れないけれど、実際に目の当
たりにすると反発しようがないですよね。
このような自分自身で気付きを得られる研修や講座に力を入れて行きたいと
考えています。