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2023.01.23
ライフコーチング
今日は午前中にライフコーチングを受けました。
私もやっているライフコーチングですが、コーチ同志で学びを深める為に
実際にコーチングをし合います。
今日は私がクライアントの立場でコーチングを受けたわけです。
今日を迎える前に事前アンケートに答え、ある程度の思考の整理はしてい
ましたが改めて問いかけられると頭の中の検索機能がグルグルと答えを探
しに行っているのを実感しました。
また、その答えを言語化することで自分自身の考えや想いがより鮮明にな
って行くことがわかりました。
『人生の棚卸し』は定期的にすることをお勧めします。
同じ出来事でも自分の成長度合いに応じて感じ方がまるで違うことも体験
しました。
そして、その体験を通して自分自身がどこに共感し、どこに反発していたの
か、どんな成長があったのか・・・
振り返ることで、改めて気付くことが多いのです。
今日の私の気付きは、学生の時から物事に対して俯瞰して観ることが多かっ
たのだと思いました。
学生の時のいじめ体験も社会人になってからのいじめ体験も、どこか他人事、
のように扱っていた自分がいました。
勿論悔しくて一人泣いたりもしましたが、次の日には身支度をして学校や会
社に行っていました。
私は悪いことはしていない。これは私の問題ではなく相手の問題だからと割
り切っていたのでしょう。
と考えて、フッと思い出したことがありました。
この考えって、アドラー心理学の「課題の分離」?・・・ということ。
私の問題ではないから私がいくら考えて悩んだところで解決はしないと悟る
ことで心がスーッと安らかになるのです。
あ~、私って昔から無意識にこんな考え方をしていたんだ!ということに気
付いて思わずニンマリしてしまいました。
ただの鈍感だったのかも知れませんが・・・
2023.01.22
コミュニケーション講座
今日はAM9:00~10:30の90分間で【コミュニケーションオンラ
イン講座】を実施しました。
1対1の講座ですので相手に合わせてトークもカスタマイズします。
今日のお客様は保険代理店の営業担当の女性です。
とても聡明な素敵な方なんです。
全く未経験で入社した保険会社での営業でメキメキと頭角を現し代理店に
移ってからもご自身の能力を遺憾なく発揮され、常に優秀な成績を残して
いらっしゃいます。
その方が私の講座を受講してくださるとは・・・感謝に堪えません!
既に実績を出している方ではありますが常に学び続けていて定期的に札幌
から東京まで自費で自己啓発スクールに通っているとのことです。
過去の自分を振り返ってみると・・・彼女のような優秀さはありませんで
したが私も向上心というより好奇心が強く釧路から東京まで学びを求めて
何度も通いました。
とは言っても会社の研修も多かったですが・・・
そのようなところが私にもちょっと通ずるところがあって、とても嬉しく
感じました。
さて、講座の話に戻しましょう。
講座とは研修と違って自ら申し込んで受講するものですよね。
研修は企業がそこの社員の成長のために準備するものなので企業が申し込
むものです。
なので受講者の取り組み姿勢は雲泥の差なのです。
自ら申し込んで大金を支払ってくださった受講者は明確な目的をもって当
日を迎えます。
私も4回シリーズの初回講座に向けて準備万端整えるべく、昨夜は6時間
ほど一人ロープレを実施しました。
ブツブツと録画を撮って見直したり、ノート部分を修正したり。
それでも予定通りには行かないものです。
同じことを言ってしまったり、受講者のテンポに合わせていなかったり、
一方的に伝える場面の工夫が足りなかったり・・・
反省点は数えきれないほどあります。
毎回同じには出来ないけれど100%の想いで伝えたい。
そして、満足度を高めたい。
自己研鑽はまだまだ続きます。
2023.01.21
チームレジリエンスⅠ
今日のテーマは【やらされ感の壁にいる部下への関り】です。
やはり人間は他人から「これをやって」と言われてやるより、自ら考えて
「これをやろう」と決めてやるのでは取り組み方に大きな差がでてしまい
ますよね。
例えば課から一人づつ代表が選ばれ社内の働き方を改革する第1回目のプ
ロジェクト会議が開催されたとしましょう。
プロジェクト会議から戻って来た時の代表の部下の様子を観察していると、
ため息をついて何となく自信がなさそうな感じ・・・
上司:「会議はどうだった?」
部下:「うちの課にこのプロジェクトを推進する意味あるんですかね~。
今のままで何か問題あります?
それに私にはプロジェクトに参加するのは無理ですよ。何からや
ったらいいかわからないですし」
ですが社内全課からの代表者がプロジェクトの推進役を担うことは全社で
周知のことであり、上司が期待を込めて人選して送り込んでいるわけです。
ですが、そもそも上司と部下の持っている情報の質も量も違いますよね。
そこで上司と部下の『3つの認識のズレ』を解消することが重要です。
まずは、
①目標・目的のズレ
上司は、「業務の効率化が進めば顧客満足度も売り上げも上がるはず」
部下は、「何故自分の課で推進する必要があるのか理解していないので
ゴールのイメージが描けない」
*うちの課にこのプロジェクトを推進する意味があるんですか
ね~
②現状認識のズレ
上司は、「時間の無駄ややり直しが発生しているので、もっと課全体の
効率化が図れる」
部下は、「情報量が少ないので理解していないか誤って理解している」
*今のままで何か問題あります?
③方法のズレ
上司は、「営業会議を取りまとめているように、このプロジェクトを進
めてほしい」
部下は、「具体的な進め方のイメージが持てないし、初めてのことだか
ら、何から手をつけていいかわからない」
*何からやったらいいかわからないです。
と、こんな風にズレズレなのです。
ここの認識をまずは揃えるところからですね。
上司はついつい「このくらいのことはわかっているだろう・・・」という
思い込みで判断しがちですが、「そもそも、やってくれと頼まれたから」
で仕方なくやっている場合、どんどん不満が募っていくわけです。
仕事なのに、そんな風に考えるのはおかしい!と思いますよね。
ですが部下の正直な心の声です。
このことを理解することで部下に対する期待値も調整できるのです。
2023.01.20
チームレジリエンスⅠ
今日のテーマも引き続きポジティブコミュニケーションです。
特に営業の場合に結果が出ていないと報告するのが嫌になりませんか?
部下も同じ気持ちだと思うのです。
例えば
上司であるあなたが部下から次のような報告を受けたとします。
「今日、今月からアプローチしているX社に営業に行って新商品のプレゼン
をしてきました。まだ契約に繋がってはいないのですが、準備した資料の
説明は分かり易いと言ってもらえました。」
この報告に対して上司として、どんな風に伝えると良いのでしょうか。
よくあるパターンとしては・・・
上司:「で、次はいつX社に行くの?」「契約の可能性は何パーセントくらい?」
そうすると部下は心の中で・・・
部下:「まだアポ取れてないし・・・契約の可能性?こっちが訊きたいよ。」
とシラケてしまうわけですよね。
自分が部下だった頃に言われて嫌だったことをついつい言ってしまう。
全く悪気はないのですが部下から見たら、契約契約って結局自分のことしか考え
ていないんだな、と思ってしまうのですよね。
では、何をどう伝えると良いでしょうか。
この段階で部下が行動していること、できていることは何でしょうか?
例えば
「アプローチを継続してプレゼンに至ったんだね。新商品のプレゼンありがとう!
分かり易いと言ってもらえたんだね。それは嬉しいね。
ここから契約に結びつけられるといいね。」とか
「そうか、新規開拓やっているんだね。いい資料作ったみたいだから次に繋がる
といいね。
どんな工夫をしたの?
スピード感、素晴らしいね。次に繋がるのを期待しているよ。」などなど・・・
ポジティブコミュニケーションは一瞬で部下の行動や考え方、意識が変わるもので
はありません。
だからこそ、できているところ、小さな成功に目を向け、ポジティブコミュニケー
ションを続けてみませんか?
その先の未来は輝く成功が待っています。
2023.01.19
チームレジリエンスⅠ
今日のテーマは成長を促すポジティブコミュニケーションについてです。
ポジティブコミュニケーションとは、相手の良いところ、できているところ
を褒めて伝えるコミュニケーションです。
では、部下の何を褒める?
①具体的な行動
②できているところ
③いいところ
④成長したところ
う~ん・・・これはなかなか難しいですよね。
日頃から部下をよ~く観察していないと、取って付けた褒め言葉になって
しまいそうではないでしょうか。
ですがこれも訓練です。
例えば、まだ結果が出ていないことを褒めたり、小さな成果も見逃さずに
褒めてみましょう。
何が褒められるに値するのかをしっかり伝えることで納得感を得てもらい
やすくなります。
では、どう褒める?
Iメッセージ「〇〇してくれて嬉しいよ。」で褒める。
これは、上司のあなたの気持ちを伝えることができるからです。
そして、自分も部下も尊重することに繋がります。
部下の良いところを見つけると言っても、そういう習慣がないと難しいと
思いますね。
ちょっとしたコツがあります。
1,「足りないところ」から「できているところ」に目を向けます。
つい、部下の「足りないところ」「できていないところ」に目が向
きがちですよね。「できているところはないか」「頑張っていると
ころはないか」に注目してみましょう。
2.部下の「過去」と比べてできているところを探してみましょう。
部下が半年前と比べてできるようになったことは何か、を探してみま
しょう。
3.部下が一生懸命に取り組んでいることに注目してみましょう。
上司のあなたからみたら、まだまだでも、部下が一生懸命取り組んで
いることは、結果が出ていなくてもプロセスを褒めましょう。
部下は自分の良いところやできているところに気づいていないことがある
と思います。
そんなところを上司から褒めてもらったら嬉しくない人はいないのではな
いでしょうか。
是非、ポジティブコミュニケーションを意識してみてください。