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2024.04.03

コーチング&ヒューニング

20年前からコーチングを学んで来たが初めて腑に落ちたのがこの「コーチング&ヒューニング」という手法だ。
この「コーチング&ヒューニング」との出逢いは昨年の2月だった。
コーチングは学んでいたものの資格がなかった。資格なんてなくてもコーチングはできるが・・・
7つの資格が取得できることに心が動き3月からの初級講座を申し込んだ。
講座がスタートし2週間ごとの土日が全部埋まるだけ学んだ。全10回コース。
初めは正直「あ~、知ってる」という内容もあったが、それさえも自分の理解が不足していたことに気付く。
何だか不思議な感覚で毎回ワクワクしながら受講した。

無意識が変化していることに初めて気が付いたのは半年たってからだった。そこから人生が大きく変化してきた。

7月からの再受講。9月から12回コースの上級受講。11月からのトレーナーコースと進み、1月にトレーナー資格を取得した!
トレーナー資格取得にはA4用紙20ページにも及ぶ筆記試験があり完全に私の無意識は解放された。
2年前のキャリアコンサルタントの筆記試験では論述試験で多少筆記はあったが全く比ではないくらいに脳みそが沸騰した。
そんな経験をした私は「コーチング&ヒューニング」をもっと世の中に広めたいという使命感に燃えている。
そこで、同期3人で5月にセミナーを企画した。
まずは知ってもらう。
そんな行動を私たちは始める。
詳細が決まったら改めて公開したい。

2024.04.02

キャリアコンサルティング

札幌の職業訓練校でキャリアコンサルティングを担当させて頂いてから丸1年が経過した。この間この学校でのキャリアコンサルティングは延250名ほど。苫小牧市役所の入庁1年目の方々やマイナビ転職フェアに来場された方々へのキャリアコンサルティングを含めると300名ほどの方々のお話を伺ってきた。
下は18歳、上は72歳の方々だ。いつも思うのは当たり前のことだけれど、一人ひとり皆違うということ。勿論年齢も違えば家庭環境も違うので置かれている状況も違う。当然、物事に対する捉え方や価値観も違うわけだ。
そんな中で人は自分のフィルターを通して言葉を発信し、受け取る私はこれまた自分のフィルターを通してその言葉を解釈しようとする。結果100%は相手を理解できない。そのことを理解した上で対話を始めることを肝に命じて来た。
ただただ相手の話を聴くこと。その中で繰り返し出て来るキラリと光るキーワード!これこそ相手が大切にしている価値観だったりする。そこを聞き逃すまいと耳を澄ませる。そして、もっと大事なことがあるのだ。
積極的傾聴法(アクティブリスニング)とは聴くことだけではない。相手をよく観察することが最も大事だ。
相手の言葉と表情が矛盾している時には何か大切なことを心の奥にしまっていることが多い。
そのことに気付いて寄り添う。
人の感情は複雑だ。そのことに気付いてもらいたい反面、触れられたくない時もある。
そういった感情に寄り添い、内省が進むように言葉をかける。
その時の言葉はその時私の心に湧いて出て来たもの。決して用意した言葉ではない。
そんな時に一瞬だけど、相手のことがわかった気がする。

2024.04.01

今月末は誕生日 節目の年

本当に早いもので前職を退職して、丸3年が経過した。41年間もサラリーマン生活を過ごして来ると毎日会社に行くのが当たり前で日曜日の夕方はサザエさん症候群にも罹っていたような・・・

それもこれも懐かしい想い出となった。

先日、前職で一緒に働いた方と偶然会った。私は所属している研修会社の社長に誘っていただいてビジター参加だったが彼はメンバーの一人として活躍している様子だった。全く変わっていなかった。むしろ若々しく溌剌としていて嬉しくなった。この年齢になってくると自分の事より年下の人が活躍している様子を見ると嬉しくなる。何かワクワクしてくる。

私は今月末で節目の65歳!還暦がもう5年も前だったことに驚く。そして、そろそろ変なプライドは捨てて素の自分で勝負しようと思う。自分が大切にしているものだけ残して徐々に手放して行こう。所属しているコミュニティも一旦卒業するものは卒業して・・・

仕事も一人で何でもやろうとしないで、頼ることを覚えよう。アウトソーシングもしかり。やりたい仕事を楽しんでやっている姿を若い人に見てもらおう。そうすることが私の生きがいなのだ。

石の上にも三年という諺がある。わたしが何かを始める時に心掛けて来た座右の銘だ。しかし、今の世の中には通用するのだろうか?私がこれまで生きて来た時代と今は考え方もスピード感も大きく違っているように思う。特に若い世代にこの諺を安易に使うのは避けよう。

とかく年齢を重ねると自分の考え方を無意識に押し付けがちになる傾向がある。いやはや気を付けよう・・・

2023.08.04

嬉しい言葉

 今日の職業訓練性へのキャリアコンサルティングは1名だった。
しかも訓練生の体調が悪く30分で切り上げた。
 2ケ月前の様子とは明らかに違う。
とても痩せていて表情が暗かった。
人生には時々試練はやって来るものだ。
だが、いつ、どんな時かはわからない。
だから、身も心も健康な時に折れない心を育てることが大切だ。
起き上がり零しのように倒れても倒れても起き上がって来る精神力!
青竹のような、しなやかな心を育てたい。
大丈夫!必ず朝は来る。
今は暗い夜の闇の中かも知れないけれど、朝が来ない日はない。
朝が来るまでに、しっかり準備をしておこう。
朝が来て慌てないで済むように・・・

訓練生がROOMを出た後にいつもサポートしてくださる訓練校の社員の
方から、こんな言葉をいただいた。
「長谷川さんは、どんな時もニコニコ笑顔ですね。何も悩みがないみたい。」
と・・・
いえいえ、私にも少しは悩みはあるのだ。
だけどプロとしてキャリアコンサルティングをする上で私情は禁物だ。
何せ主役は私ではない。
最大限に相手に寄り添うためにも悩みそのものを速く解消する方が良い。
そう考えると「本当に悩んでいたのかな?」と思えるようになった。
やはりたいした悩みではなかったのかも?
或いは私が能天気な性格だからかな?
だが、冒頭の言葉は嬉しかった。
いつも笑顔でいられる事も嬉しかったし、それを見てくれている人がいること
も無性に自己重要感が上がった。
そして、私も今後はもっと観察して、自己重要感が上がる声掛けをしようと思
った。

2023.08.02

職業訓練校でのキャリア支援

 4月から始まった職業訓練校でのキャリアコンサルティングも5ケ月目に
なった。
訓練生は最長在籍期間6ケ月間で3回のキャリアコンサルティングを受ける
ことが義務付けられている。(通称キャリコン)
そして今日は2回目に担当した訓練生が3回目のキャリコンを受けに来た。
8月下旬に卒業となるので、その日までには就職を決めてもらいたい。
新たにラポール形成をし、インフォームドコンセントを完了させ・・・
学歴などは前回のキャリコンから気になってはいた。
ただ、とても誠実で一生懸命で熱意を感じられる20代後半の男性なのだ。
何とか内定をGETして欲しい!と、ついつい心の中で励ましながら進めて
いた。
就職活動の本題に入ったところで・・・
何と!!2社から内定をGETしていたではないか~
あまりの嬉しさに飛びつきたくなる衝動を何とか抑え満面の笑みで胡麻化
した。
「早く言ってヨ~」と心で叫びつつ・・・
9社応募して2社内定GETは素晴らしい!!
しかも職業訓練で学んだことをストレートで活かせる企業に正社員で決定
したのだ。
しかも2回目のキャリコンで私がアドバイスしたことを、そのまま忠実に
実践した結果だと言ってくれたのは本当に感動した。
うっかり泣きそうになったが流石に堪えたが・・・
私は思った。
やはり人の成長に関わり、何らかの影響を与えられる今の仕事は天職だ。
この先は自分発信でできるビジネスモデルを構築したい。