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2022年12月

2022.12.21

学びの場

本日も万人幸福の栞から私の想いをお届けしたいと思います。

【人は鏡、万象はわが師】万象我師

何か事がおきると、人は人、自分は自分で別の生き物だと割り切ろうとしてし

まいます。

ですが実は人はわが鏡だというのです。自分を映す映像。

人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変わればよい。

ついつい人のことはよ~く見えるものですよね。悪いことも悪いことも・・・

現状が良くなければ相手の悪いところがやたらと浮き立って見えるのではない

でしょうか。

今日から、ある企業の管理職のビジネスコーチングを担当しています。

管理職になったのはほんの最近とのこと。

とても前向きで素直な方でしたが管理職としての苦悩を語ってくれました。

そのなかで語られる言葉がやはり自分のことではなく部下のこと。

部下に焦点が当たっているうちは内省にも自問自答にも繋がらない。

視野を変え、視座を高めて問いかけてみました。

少しづつ薄皮が剥がれ落ちるように内省が進み、内面のものの見方、考え方が

現れてきました。

語り口に部下への愛情を感じました。どうにかして部下を育てたいという想い

が感じられました。

コーチングの回数を重ねて更に自分を確立してくださると確信しています。

心から応援したい!!と思っています。

 

2022.12.20

学びの場

「機会は前頭だけに毛髪があり、後頭ははげている。もしこれに出会ったら

前髪を捕らえよ。一度にがしたら、神様でもこれを捕らえることは出来ぬ。」

(ラブレー)

この言葉はご存知でしょうか。

私は前職の生命保険会社で何度か聞いたことがありました。

とても含蓄のある言葉だと感じていましたが・・・

この言葉が倫理法人会の「万人幸福の栞」に記載されているではないですか。

これは、目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、

一度こうと目的を定めたら、終始一貫やってやってやりぬく人、これが世に

言う成功者だと記載されています。

「天は自ら助くる者を助く。」

ぐずぐずして、チャンスがあっても手を出さない、何か困難に会うとすぐ諦

める。これでは成功なんて夢のまた夢なんですね。

あ~、なんか心の中を見透かされている感じがしました。

運命を切り開くのは自分です。その境遇をつくるのも、やっぱり自分なんで

すね。自分の考えで結果は変わっていくのです。

そして、やっぱり努力がすべてなのだと改めて悟りました。

やれば出来るんです。

そう思うと目の前がパッと明るくなってきました。

明日も、世のため人のために頑張ろうと思います。

2022.12.19

カタールW杯

ついにカタールW杯が終わってしまいました。

最後の決勝戦は起きていられるわけないよな~と思っていましたが、なん

と最後の最後まで眠くもならず観続けてしまいました。

お陰で未完成だった研修資料を観戦しながら完成させる!という副産物ま

で得ることができました。

それにしても、なんという幕引きだったことでしょうか。

前半は前評判通り体調を崩した選手が多いフランスはシュートを打つこと

もなくアルゼンチンの選手に翻弄されている様子が素人の私にも見て取れ

ました。

メッシが先取点をとりましたが追加点がまたまた凄かった!

超絶パスの連続の最後にディマリアへパスを送りパーフェクトカウンター

が完結!!

その立役者もメッシ!!

これで試合も終わったかのように思われた後半に目の覚めるような衝撃が

待っていました。

フランスが、というよりエムバペがフリーキックで1点返したあと怒涛の

反撃で更に追加点で同点!

延長に入りアルゼンチンが追加点を入れて3対2となった時点で流石に終

了かと思われましたが・・・なんとエムバペはハットトリックを達成!

そして、またまたPK戦にもつれ込みました。

フランスの1番手がエムバペでアルゼンチンの1番手はメッシ。

冷静に確実にゴールを決める姿はただただ格好いい!!

最終的にはアルゼンチンが優勝しましたが本当に歴史に残る試合だったの

ではないかと思いました。

その試合をTVではありましたが生中継で観ることができて幸せでした。

やっぱりスポーツはいいな~

やっぱりスポーツは素晴らしい~

2022.12.18

学び2

本日は「苦難は幸福の門」苦難福門

私の人生も多くの苦難があったはず・・・

実は既に解決していることが多いですがそれでも更に新たな苦難が到来します。

以前は頑張って努力すれば乗り越えられると歯を食いしばったりしましたが、

今の時代はなかなかそんなに甘くはないようです。

ところがこの「万人幸福の栞」にはこんなことが書かれています。

【苦難は生活の不自然さ、心のゆがみが映った危険信号であり、ここに幸福に

入る門がある】と・・・

あ~、そうか、もう苦難を恐れることはないんですね。それどころか、喜んで

苦難に立ち向かおう。にっこり笑う余裕も必要かも。

そして苦難の原因になっている生活の不自然さや心のゆがみを取り去ると幸福

の天地が開けて来るそうです。苦難の黒幕が開かれた時、その奥には、明るい

幸福の舞台が用意されているのだと!

では私にとって、生活の不自然さって何だろう?

心のゆがみって何だろう?

そこで改めて考えてみました。

現在の私は家族と離れて札幌に一人暮らしです。

あ~、毎月1回は釧路に帰ろうと決めていたはずなのに10月から帰っていな

いな~。毎日、毎週の決め事もやれない事もあるな~

過去に捉われて前に進めていないこともあるな~

格好つけてる場合じゃないな~

考えれば考えるほど思い当たる節があるのです・・・

人間て、やっぱり弱い生き物なんですよね。

そのことをしっかり自覚して素直な気持ちで苦難に立ち向かうことが大切かな

と思います。

その人に与えられた力量以上にやって来る苦難はないと信じているからです。

2022.12.17

学び

倫理法人会に入会して半年が過ぎました。

私が所属する倫理法人会のモーニングセミナーは毎週土曜日の朝7時から

スタートします。

セミナー会場まで私の自宅からは徒歩30分弱というところでしょうか。

この半年間は行ける時に行くというスタイルでしたし、配布される教本も

セミナーのなかで輪読する際に指定されたページを目で追うのみでした。

ところが、先日運営委員のお誘いがありましたのでお引き受けしました。

朝6時集合でセミナー会場の準備を完了させ、幹事の朝礼に初めて出席

したところ、つま先の角度から挨拶の仕方や声の出し方など全てがマニュ

アルに則って運営されていることを知り、驚きました。

自宅に帰り「万人幸福の栞」という教本を初めてジックリ読んでみました

ら、何と私に欠けていることばかり書かれているではないですか。

「あ~、私はこの半年間、何をしていたのだろうか・・・」

まずは今日の新たな学びとして、

【今日は最良の一日、今は無二の好機】 日々好日

私はいつの頃からか、「あ~、この日は仏滅だし、この日は大安!」など

日を選んで行動する習慣が身に付いていました。

その為、折角の好機を逃していたかも知れません。

今日という日は一生に二度とない幸いの日ではないのか、またボンヤリし

ているとどんな危険が待ち受けているかも知れない厄日ともなりえるので

はないか・・・

良い日にするのか悪い日にするのかを決めるのは自分自身なのだと改めて

悟ることができました。

『気付いた時、それはその事を処理する絶好のチャンスである。それをの

ばせば、次第に条件が悪くなる。思い立つ日が最上吉日である。』

私の人生を振り返ってみると、やはり反省するところが多くありました。

今日から私は、先送りしない人生を歩もうと決意を新たにしたところです。

2022.12.16

心の中の階層

私たちの心の中には5つの階層があるようです。

それを意識の5段階と言います。

どんな階層があるかというと、一番下に「環境」次に「行動」次に「能力」

そして「信念・価値観」一番上に「自己認識」となります。

まずは「環境」です。

これは、実際の環境や目に見える所となります。

例えば、

「今日の●●さんの髪型素敵ですね!」

「●●さんのジャケット、格好いいです!」

「●●さんの机の上はいつも綺麗ですよね!」など。

次に「行動」です。

これは、その人がとった行動に対してです。

例えば、

「いつもシュレッダーのゴミを片付けてくれてありがとうね!」

「●●さんは毎朝元気に挨拶してくれて嬉しいよ。」

「●●さんは電話にすぐ対応してくれて助かるよ。」など。

そして、「能力」です。

これは、資格や技能やセンスなどです。

例えば、

「●●さんの、この質問する能力って社内でとても貴重だよね。」

「●●さんて、美的センスがあるよね!」

「●●さんの人間観察力って凄いよね!」など。

そして、更に上がって「信念・価値観」です。

これは、その人の大事にしている考え方、価値観に対して承認の言葉を伝え

ていくものです。

例えば、

「私は●●さんの、そのものの見方や考え方をとても尊敬しています。」

「●●さんのその価値観は仕事をする上で最も大事だと思います。」など。

そして、一番上の「自己認識」です。

「自己認識」とは、自分で自分のことをどう思っているか。自分のなかの深

い部分にアクセスしたときに浮かび上がってくる自己イメージやセルフイメ

ージのことです。

例えば、

「●●さんって、本当に素晴らしい!!」

これは一部ではなく、その人の存在そのもの、まるごとを承認する言葉にな

ります。

いかがでしょうか?どんな言葉をかけてもらったら嬉しいですか?

それはやっぱりジャケットを褒められるより「●●さんって本当に素晴らしい」

って言われる方が嬉しいですよね。

上に行くほど、その人の存在や心の内面に入って行きますから、一番上が心

に最も響くのです。

ただ、いつもいつも「●●さんて本当に素晴らしい」って言われたら・・・

「本当にそんな風に思っているの?どこを見てそう思っているの?」

と思いませんか?

ですから、普段から様々な階層に対しての承認メッセージを伝えておくと、

唐突感もなく「あ~、この人は私のこと本当によく観てくれているんだな」

と伝わるのです。

2022.12.15

メッセージスキル

メッセージスキルの2つ目はIメッセージです。

別名、想いを伝えるメッセージとも言います。

伝える側が、どう思っているのかのメッセージが届きますので、主観的な意見

として伝えるため、否定しにくい、厳しい内容を伝えても受け取り易いのです。

例えば

「●●さんが手伝ってくれたから凄く助かったよ。昨日は本当にありがとう。」

とか

「●●さんにはもう少しチャレンジしてもらいたいな。期待してるんだよ。」

など。

そうすると、やっぱり先輩の期待に応えたいなと思いますよね。

「●●さんはチャレンジする気がないの?こういうチャンスはやるべきだよ。」

な~んて指示命令されたらどうですか?

これはYOUメッセージになるから受け取りにくいですよね。

誰でも命令されるのはイヤですよね。

「私は●●さんに頑張ってほしいな。・・・そうなんだね。残念だなあ。」

これはIメッセージで、自分の想いですから受け取ってもらいやすいですね。

だって、その人がそう思うのだから誰も否定できませんよね。

ちょっと言いにくいことはIメッセージで伝える習慣をつけるとコミュニケー

ションが円滑になるのです。

2022.12.14

メッセージスキル

コミュニケーションはまず聴くことから始まりますね。

リスニングスキルの次はメッセージスキル・・・つまり話すスキルです。

メッセージスキルのなかには2つあります。

1つ目はYOUメッセージ

YOUメッセージとは、相手を中心にして言うメッセージです。

ですから主語は相手になります。

このメッセージは相手に肯定的な内容を伝える時には効果を発揮します。

例えば

「●●さんはいつも明るいですね。」

「●●さんはとても礼儀正しいですね。」

一方、否定的に用いると相手のモティベーションを下げてしまいます。

例えば

「●●さんは、いつも遅いね。」

「●●さんは何をやってもダメだね。」

言ってる方はそんなに悪気はないのかも知れません。

ですが、言われた方は自分の存在自体を否定されたと思ってしまうのでは

ないでしょうか。

ですから、YOUメッセージを使うときは特に注意が必要です。

2022.12.13

バックトラッキングとは

バックトラッキングってなに?

なんてことはありません。

相手の使った言葉を「くり返す」ことをいいます。

ポイントは2つです。

1つ目は、相手の使った言葉を「くり返す」こと

例えば、

「私、今日新しいコートを買ったの」

新しいコートを買ったんだね。

というように、相手の話した事実を反復、くり返すということです。

また、「私、新しいコート買って凄く嬉しかったの」

凄く嬉しかったんだね。

このように事実と感情を返すということです。

2つ目は、相手の話を要約して返すこと

相手の話が一段落したところで、「今の話は、要するに・・・ということです

か?」とか「●●さんのおっしゃることは、つまり・・・という理解で良いで

すか?」というように要点をまとめます。

このように聴き手がバックトラッキングをすると、話し手は自分が使った同じ

言葉が返ってくることで、「私のことをよくわかってくれているな~!」と強

く感じます。

ただ、大事な注意事項として・・・

否定的な言葉はバックトラッキングしないということです。

例えば、「私って、本当にダメなんですよね。」と言った相手に「本当にダメ

なんですね~」なんて返したらどうですか?傷口に塩を塗り込んでいるように

感じませんか?

ですから、返してもらって嬉しいこと、返してもらいたいところを返していく、

これが鉄則ですね。

2022.12.12

リスニングスキルのポイント

リスニングスキルの効果を高める3つのスキルがあります。

まずは1つ目は相手が誰であろうと重要な人物として興味関心をもって話し

を聴くことです。

例えば、仕事がとても忙しい時に部下が報告に来ました。

そんな時、ちゃんと身体と目を部下に向けて対応していますか?

「報告ありがとう。今すぐ聴きたいのだけど、この資料を●時までに作成し

なければならないから●時にしっかりと聴きたいのだけど良いかな?」など

部下に敬意をもって伝えれば良いのです。

例えば、母親が夕食を作っている時に子供がプリントを持って話しかけて来

ました。

そんな時に振り向きもしないで、こんなこと言っていませんか?

「あ~、今忙しいから。そこに置いておいて。」など。

子供は「お母さんはいつも話を聴いてくれない。」と悲しい気持ちになりま

す。ちょっとの時間で良いのです。ちゃんと手を休めて、子供に身体と目を

向けて「あのね、ご飯を食べ終わったらお話聴くね。」と言ってあげれば良

いのです。たとえ僅かな時間でも子供は自分が大切にされている実感を得る

のです。

そして2つ目は相手の話を「否定」や「批判」をせずに最後まで聴くことで

す。これが意外に難しいものです。

相手の話を聴いていると、自分の考えと全く逆の考えを言ってくる方ってい

ませんか?そんな時、「違う違う!」と思って途中で話に割って入った経験

はありませんか?

私も過去に経験がありますが、これは絶対にやってはいけない行為です。

「自分の意見や考えは一旦横におく」という意識をもつことです。

そして、相手の話に最後に句点がつくまでしっかりと傾聴に集中することが

大切なポイントです。

次に3つ目は、相手の話を聴いて、自分が話し始める時の最初の言葉に注意

しましょう。

ついつい「でも」「しかし」「いや」「いやいや」「そうではなくて~」と

言っていませんか?

特に仲間や部下と話していると「いやいやいや、そうじゃなくって~」とか

「っていうかさ~」「でもね」「だけど」「しかし」「違う」って言ってる

かもしれませんよね?

そこまでの相手の話をジーっと傾聴していても最初の言葉が「でもね」だと

否定から始まっているので台無しになってしまうというわけです。

相手との信頼関係を築きたいと思っているのであれば特に注意が必要です。

相手は自分のことを大切に扱ってもらえていないと感じるからです。

信頼関係は一瞬にして崩れるものでもあるのです。