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2024.05.07
感謝日記31日目
連休明けの今日、2名のキャリアコンサルティングを実施した。
釧路からのバス移動5時間後だったので正直頭がぼ~っとしていた。
1人目は60分間の中である程度実りある対話ができたと思う。
その流れで2人目を迎え入れた。
最初は問題なかったが、ある時点で彼女の瞳から涙がポロポロと零れ落ちだした。
あ~、まずい・・・
私がついうっかり発した言葉がトリガーになってしまった可能性が高そうだ。
しかも心に疾患を抱えている方だった。
もっと慎重に言葉を選ぶべきだったと後から反省しても遅いのだ。
ここは一旦距離を置こう。
再開するかどうかはその後に判断してもらおう。
変に弁解してもパニックは収まらない。
もう再開するのは難しいかな、と思っていたら10分後に泣き顔のままで戻って来てくれた。
あ~、ありがとう!
私はまず感謝の気持ちを現わした。
そして、謝った。
正直何に対して謝ったのかわからない。
ただ、不用意な発言をしたことを謝った。
彼女は小さくウンと頷いて私の目を見てくれた。
私はここで大きな勉強をさせてもらったと感じた。
対人支援とは、ただ単にクライアントに寄り添えばいいんじゃないのだ。
その人が抱えている心の闇をいち早く察知しなければならない。
マイナスからのスタートで何とかゼロ地点に持って行く。
これはカウンセラーとしての役割だ。
ゼロからプラスに持って行くのがコーチの役割、専門の知見をもって問題を解決するのがコンサルタントの役割。
キャリアコンサルタントとは、この全てを担う役割なのだ。
今日の出来事で私は改めて役割を実感した。
感謝