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2023.01.20
チームレジリエンスⅠ
今日のテーマも引き続きポジティブコミュニケーションです。
特に営業の場合に結果が出ていないと報告するのが嫌になりませんか?
部下も同じ気持ちだと思うのです。
例えば
上司であるあなたが部下から次のような報告を受けたとします。
「今日、今月からアプローチしているX社に営業に行って新商品のプレゼン
をしてきました。まだ契約に繋がってはいないのですが、準備した資料の
説明は分かり易いと言ってもらえました。」
この報告に対して上司として、どんな風に伝えると良いのでしょうか。
よくあるパターンとしては・・・
上司:「で、次はいつX社に行くの?」「契約の可能性は何パーセントくらい?」
そうすると部下は心の中で・・・
部下:「まだアポ取れてないし・・・契約の可能性?こっちが訊きたいよ。」
とシラケてしまうわけですよね。
自分が部下だった頃に言われて嫌だったことをついつい言ってしまう。
全く悪気はないのですが部下から見たら、契約契約って結局自分のことしか考え
ていないんだな、と思ってしまうのですよね。
では、何をどう伝えると良いでしょうか。
この段階で部下が行動していること、できていることは何でしょうか?
例えば
「アプローチを継続してプレゼンに至ったんだね。新商品のプレゼンありがとう!
分かり易いと言ってもらえたんだね。それは嬉しいね。
ここから契約に結びつけられるといいね。」とか
「そうか、新規開拓やっているんだね。いい資料作ったみたいだから次に繋がる
といいね。
どんな工夫をしたの?
スピード感、素晴らしいね。次に繋がるのを期待しているよ。」などなど・・・
ポジティブコミュニケーションは一瞬で部下の行動や考え方、意識が変わるもので
はありません。
だからこそ、できているところ、小さな成功に目を向け、ポジティブコミュニケー
ションを続けてみませんか?
その先の未来は輝く成功が待っています。