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2023.01.18

チームレジリエンスⅠ

今日は、部下が悩んで相談に来た時にどんな対応をしたら良いのだろう?

というテーマで書いてみたいと思います。

まずは部下の話を聴かない事には先には進みませんよね。

そして、何が起こっているのか、事実を確認するのが最初の関りですね。

例えば

部下:「営業チームのメンバーが全然協力してくれないんです。」

上司:「そうか~、そりゃあ困ったな~」

これだけでは全く何が起こっているのか先に進みません。

あるいは、

部下:「営業チームのメンバーが全然協力してくれないんです。」

上司:「営業にやることが伝わっているのかな?営業にしっかり伝えて

    協力してもらってよ!うちの部だけ進んでいないと俺が困るか

    らさ!」

う~む・・・これは最悪。ハッキリ俺が困ると言ってしまっています。

案外無意識に発言してしまっていることってありますよね・・・

こんな時のポイントは・・・

部下の話を遮ることなく耳を傾けながら、あいまいなところを詳しく

聴いて事実を確認しましょう。

そして、部下が特定の出来事を経験した時の育て上手な上司の聴き方は?

これは失敗パターンですが多いですよね。

①部下が自分の言葉で語るのを待てず、話を聞く前に問題を指摘する

②部下の話に感情的になる

③部下の感情に共感しないし、しようとしない

こちらは育て上手な上司のパターンですが部下は安心して話せますね。

①本人の言葉で語るのを待つ

②うなづき、反復し、否定せずに聴く

③どのようなことがあったのか、部下の言葉で語ってもらう

④部下がどのように考え、行動したかを聴く

⑤共感を示す

では、部下が自分の言葉で現状を話せるように関わるには、どんな問いか

けをすれば良いのでしょうか。

例えば

「具体的に何があったか教えてくれる?」

「状況を理解していない私に詳しく教えてくれる?」

「そう思うようになったキッカケはなんだったの?」

「順番に教えてくれる?」

「それで〇〇さんはどのように考えて、なにをしたの?」などなど・・・

こんな風に聴かれると部下は少し冷静さを取り戻し自分の言葉で語り出す

のではないでしょうか。

ポイントは、

まずは、部下の視点に立って部下に歩み寄って話を聴くことですよね。

そして、部下の発言のハードルが下がり、ネガティブな出来事を話してく

れるようになる部下と一緒に事実を確認してみましょう。

案外思い込みの部分があるかもしれませんよね。

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