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2022.11.21

約41年間の歩みNO.51

釧路の義母も父も札幌に居る私が退職するのを待って旅立って行ったのではな

いかと思うほどのタイミングでした。

義母は87歳、父は95歳になっていました。

二人とも若い時から苦労の連続だったと聞いていました。

特に父は大家族の家庭に生まれていながら子供が居なかった実母の姉に引き取

られ、一人っ子として厳しく育てられたとのことです。

学ぶことが好きだった父ですが家業の酪農や農業を手伝うために満足に勉強が

できず悔しい思いをして来たのだと思います。

そして母とお見合いをして家庭を持ち、5人姉妹の父となった・・・

40歳になって測量士になる夢を実現し単身東京で測量学校に通った・・・

こう考えると父母には測量の仕事をするために男の子が生まれなかったのかな

とも思えます。きっと男の子が生まれていたら酪農と農業は続けていたと思い

ますから。

このように人生って生まれる前からある程度青写真のようなものがあるのだと

思っています。

自分はどんな目的をもって生きていくのか、そこにはどんな成長のテーマがあ

るのか。

周りに対する貢献できるテーマも必ず持って生まれて来ていると思います。

それに気づいて生きて行くかどうかは本人次第ではないでしょうか。

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