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2022.11.11
約41年間の歩みNO.41
3週間後に無事退院することができホッとしました。
退院後は食事の支度も大変だからと同僚がお惣菜をお母様に作ってもらって
持ってきてくれたのです。
その時食べたひじきの煮物やきんぴらごぼうの味が今でも忘れられません。
数日休んで仕事に復帰しました。
退屈な入院生活と違って会社に居る自分はイキイキとしていることが実感で
き、自分の居場所を再確認しました。
とは言っても入院当初の1週間はベッドに寝た切り状態でしたが喀血が収ま
って貧血の数値が徐々に改善されてきた頃には本を読む余裕も出てきました。
長男に頼んで数冊の本を買って来てもらいましたがその中の一冊に佐藤愛子
さんの「九十歳。何がめでたい」というエッセイがありました。
何度読み返しても面白い!なんともウィットにとんだ表現はゲラゲラ笑って
とても元気が出るものでした。
老いることを楽しんでいるようにも思えて読み手の私もつい応援したくなる
チャーミングな愛子センセイです。
このエッセイを書いたのが93歳ですから現在は何と99歳!!
私も80歳までは働きたいと思っていましたが100歳まで働くことも夢で
はない時代に突入したのかも?と本気で考えている今日この頃です。
私も少しでも誰かに影響を与えられる存在になりたいと決意を新たにしまし
た。