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2022.11.05
約41年間の歩みNO.35
1級は私にとって苦い学びを得る場となりましたがここで学びを止める気持ちには
なりませんでした。
次はトレーナー資格を得る講座が待っていました。
今まで多くの営業担当者に会っていた私は、この講座は初めて生命保険営業をスタ
ートした方には特に必要だと感じていました。
お客様とできるだけ早く信頼関係を結ぶにはどのような関りが有効なのか、理論と
ワークを活用して伝えたいと思ったのです。
ここでの学びはこの先の人生に大きな影響を与えました。
定期的に全国の仲間が東京の会場に集合し実践的なワークを練習しました。
時には辛辣な指摘を受けて涙を流すこともありました。
ですが決して辛い涙ではなかったと私は思っています。
互いに研鑽し合いながら過ごしたこの月日はかけがえのない日々でした。
そして認定試験当日、試験官2名の前で指定されたテキストのページの講義をする
のでした。
緊張しましたが、凄く楽しかった!
やり切った!!と自分を信じることができたのです。
何故ならば、試験日5日前に突然声が嗄れていつもの声が出なくなったのです。
そして、ついに全く声が出なくなり・・・
私は焦って病院で吸入をしてもらったり飲み薬を飲んで誰とも話さない日々を送っ
たのです。
私は発声をせずに講義をする練習を重ねました。
頭の中でイメージしながら何度も何度も立って身振り手振りをしながら・・・
誰かに見られていたら笑われたと思います。
何と翌日が試験日というタイミングで少しづつ声が戻ってきました。
そして、無事に受験でき合格証を得ることができたのです。
私はこの体験からも、「描いた夢は必ず実現する」ということを信じることができ
ました。
その上私にとって生涯の大切な仲間を得る事ができたのです。