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2022.10.27
約41年間の歩みNO.26
トレーナーになった頃はまだ拠点での新人研修だった為、全道各地の拠点に訪問し
研修を実施していました。
その後全道各地で入社した新人に札幌に集合し、ほぼ1ケ月間新人研修を受講して
もらうようになりました。
つまり札幌以外の新人は会社が借りた宿泊先から札幌の研修室に通うのです。
基本的に金土日は帰省し翌週月曜日にはまた集合という流れだったと記憶していま
す。(金曜日は現地の拠点に出社)
この頃、とても大事にしていたことがあります。
それは、「何故この業界に入ったのか」「何故この会社に入社したのか」
「この会社で何を実現したいのか」という3点を新人に問いかけた時に淀みなく
言語化できるようにロープレを徹底することでした。
これをマイストーリーの構築と名付け、多くの時間を費やしました。
このマイストーリーを構築することで生命保険営業をスタートする心構えができ、
生保営業マン(ウーマン)の軸ができるのです。
生命保険営業の仕事は本当に厳しい仕事です。
形のある商品を販売する場合にはお客様の購入心理はゼロ地点からスタートする
のが一般的かも知れません。
しかし、生命保険を販売する場合はマイナス地点からスタートするのが一般的だ
と言われています。
何故なら、殆どの方が生命保険営業に対して誤解している場合が多いからです。
誤解を招くような販売方法が多かったのも事実かも知れません。
ですので、マイナスからゼロ地点まで上げて行くためには信頼できる営業マン
(ウーマン)なのか、次の話しも聞く価値があるのか・・・このマイストリー
がとても大切な要素になっていると捉えていました。
そして、営業マン(ウーマン)のメンタルブロックに対する最大の防御策とも
捉えていたのです。