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2022.10.20

約41年間の歩みNO.19

 毎日エキサイティングな日々を送っていたある日、札幌の地区本部に集まるよう

全道の営業拠点長全員に招集がかかりました。

あまり深刻に考えずに行った私は、この後大きな人生の岐路に立たされます。

私は事務員から入社して、所謂内勤職員として色々な職務を担当して来ました。

どこかで、いつかは事務員に戻るという選択肢を残していたのかも知れません。

ところがその後私に言い渡されたのはマニュライフ生命で初めての試みである

ユニットマネージャー制度の第1号になって欲しいというオファーでした。

つまり営業職員の身分に職種転換を言い渡されたのです。

誤解がないように記述しておきますが営業職員が嫌だと言っている訳ではあり

ません。ただ、業績も在籍者数も順調だったのに何故私が所謂降格となるのか

納得が行かず上長に確認しました。

しかし全く筋の通らない説明ばかりで話になりません。

退職をも覚悟で最後の手段として私を拠点長に任命した本社の部長に直談判を

しに東京本社まで行って説明を求めました。

当然、勿論全く歯が立たず・・・

私はこのまま泣き寝入りしたくない!と悔しさに地団駄を踏みながらも先々の

人生に想いを馳せました。

フッと、「今は修行のとき。耐えるとき。起きる出来事を俯瞰して見ることを

学ぶように。」と誰かに言われた気がしました。

その時、私はこのオファーを受けようと決心しました。

全く一からのスタートです。再入社したと同じ待遇になり全く権限も無くなり

内勤が受ける情報も一切入らなくなりました。

それでも私が心を保ち続けていられたのは一緒に働く営業の方々のお陰でした。

今では、この経験が私を強くしてくれたと思っています。

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