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2022.10.06
約41年間の歩み NO.5
生命保険営業は金融庁に登録されて初めて保険募集ができる仕事です。
私が入社した頃は初級過程試験と言っていましたが現在は一般過程試験と言います。
その一般過程試験を受験する前に所定の研修を受ける必要があります。
その研修をする教育担当という業務に就いたのが入社8年目のことでした。
私は一応教員免許を取得していたので人に何かを教えることに抵抗はなく、むしろ天職と思っていたほどです。
全国では事務職から女性が教育担当に次々に登用されて行きました。
立場として事務職でもない、営業職でもない、ちょっと中途半端なポジションだったかなと思います。
私はこの業務を担当し、より営業の方々と密接に関わり、生命保険の本質を深く学んで行きました。
この業務は通算6年半担当しましたが、この間に私は息子を二人出産しました。
産前6週間、産後8週間の休暇は専業主婦を経験したことのない私には毎日がパラダイスでした。
産休明けにすぐ職場復帰しましたが、私の両親も夫の両親も夫も子育てにとても協力してくれました。
その協力がなければ家庭と仕事の両立は困難を極めていたことでしょう。とても感謝しています。
毎朝二人の息子を車に乗せて託児所に預け、残業を終えてから実家に迎えに行くルーティーンが何年続いたでしょうか。
今となっては懐かしい思い出です。
そんな日々が激変したのが私が35歳の夏でした。