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2022.10.03
約41年間の歩み NO.2
入社して半年もたつと、私は会社に行くのが楽しみになっていました。それは職場の雰囲
気が良かった事と少しづつ仕事自体が面白くなって来たからです。数年後には支社長から
ロータリークラブの子供組織であるローターアクトクラブへの参加を促されました。
訳もわからず入会したその組織で私は大きな学びと友を得る事ができました。
ただ、何故私に支社長は白羽の矢を立てたのか・・・それは単に自宅が近かったというだ
けのことでした。
ですがこの入会が私にとって社内の空気を乱す要因になっていたことに気付いたのは数年
後のことだったのです。
当時、先輩も含め女性事務員だけでも10名くらいいて、しかも有能な女性で超美人ばか
り・・・
基本的に鈍感な私は陰で何を言われているかなんて気にもとめていませんでした。
ところがだんだん先輩も同僚も私に対する態度が変わり、話しかけても無視されるように
なりました。
流石の私も少しづつ気付き始めましたが何をどうすれば良いのかもわからず・・・誰にも
相談できずに悩みが深くなって行きました。
実は高校生の時にも女友達から虐めを受けた経験があったので「またか・・・」と思いま
した。
虐めを受けると、やり場のない息苦しさを覚えます。それまで仲が良ければ良いほど、あ
る日突然手のひらを返された時の衝撃は心臓が飛び出るほどでした。
私はこの高校生の時の虐めからは完全に逃げました。正面から立ち向かう勇気も覚悟もな
かったからです。
ここで逃げたツケが社会人になってからの虐めに繋がっていると思っています。
人生に乗り越えられないことはないからチャレンジしなさい、と・・・
中途半端にしていることは人生のなかで必ず繰り返されるのだと悟りました。